日時 2012年2月18,19日
毎年恒例の、冬季合宿を行いました。18日午後6時30分に桜井駅に17名が集合しバスにて出発。参加した全員が自己紹介と好きな食べ物等を発表して、盛り上がりました。
午後8時すぎに世界遺産となった大峯山の麓、洞川温泉郷の「あたらしや旅館」に到着。さすがに大峯山は深い雪の中でした。
洞川温泉は、修験道の聖地・山上ヶ岳(大峯山)の山ふところに抱かれた温泉街です。 山上川畔より湧出する摂氏26度の無色透明のアルカリ性温泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・慢性消化器痛・冷え性などに治癒効果があり、古くから大峯山の登山者たちの疲労回復に利用されてきました。洞川温泉の宿屋の中で、一番最初に温泉を引いたのが、「あたらしや旅館」です。
1日目は夕食のみで、中川一平さんの音頭で乾杯した後、あたらしや旅館の名物鍋料理を囲みながら懇親会が行われました。美味しい鍋に舌鼓を打ちながら懇親会が盛り上がっていきましたが、礼に始まり礼に終わるのが武道の大切なところ、粗相をした子が腕立て伏せ30回をすることに。次から次へと腕立て伏せが始まり、1日目は夕食のみのはずが、しっかりと筋トレを行うことになってしまいました。
2日目は午前6時に起床し、洞川温泉郷を散策。龍泉寺から山登りをして、山のてっぺんにある「かりがね橋」(つり橋)を渡りました。真っ白な雪道には、鹿?の足跡もありました。その後、凍てつくような雪山の中で基本稽古を行いました。
宿に帰って温泉につかってから朝食。一息ついてから天川村立体育館に移動。100分間のかかり稽古を行いました。今年は休憩する人もほとんどなく、極寒の体育館でしっかりと汗を流しました。体育館前の大広場では大きな雪ダルマを作り、雪合戦をしました。
昼食は、毎年楽しみにしています女将さんが作ったカレーライス。これがまた、美味しいです。ほとんど全員が、おかわりして食べました。
午後から体育館に戻って、型と約束組手を行いました。
最後は、最高の温泉につかってから、旅館の皆さんに見送られてお別れしました。
旅館の方々、バスの運転手さんには大変お世話になり、ありがとうございました。辛い中にも充実感のある、いい合宿になりました。皆さん、寒い中よくがんばりました!来年は、さらに大きな雪ダルマを作りましょう!