おんぱら祭奉納演武会

日時 2012年7月30日 (月)
会場 大鳥居下駐車場

毎年恒例の「おんぱら祭奉納演武会」に今年は県内各道場から20名が参加した。「おんぱら祭」とは、茅の輪をくぐり、この時「みな月の夏越しのはらえするひとは千歳の命延ぶと言うなり」の古歌が唱えられ、半年間の内についた罪・穢れをお祓いするお祭である。

直前まで雨が降っていたが演武前に不思議と雨が止んだ。全員が舞台上で正座して礼、正拳中段突きの基本から「おんぱら祭奉納演武会」は始まった。基本の次は型。白帯から順番に舞台に上がって型の演武が続く。帯が上がるにつれて、落ち着いて堂々としている。これも、日々の鍛錬の賜物です。舞台上が雨で滑りやすくなっている為、足元がふらつく。それでも型の最中は参加者全員の気合いが会場に響き渡り、最後は嶋岡俊夫の「平安五」から全日本王者・的場彰太と前田篤秀の「観空」で締めくくられた。遅れて駆けつけた道場生も「すごく格好良かったです」と感心していた。

その後の試割りでは、まず小学生の栗岡良丞、高樋宏規、升田幹也が正拳中段突きで板割りを決めた。続いて降旗初奈と宮川美咲が上段廻し蹴りで決め、宮川浩史と松浦史明は六分板を中段廻し蹴りで割って決めた。史明は二枚割った。最後は川村翔吾が下段廻し蹴りでバット折りを見事に決めると、歓声と温かい拍手がわきおこった。その他にも試割りに挑戦したが、舞台上が雨水で滑る上に板が湿気ってしまったのか、残念ながら割ることができなかった。それでも皆、よくがんばった!

最後も正座して黙想で締めくくり、全員で礼にて拍手と歓声を受け、演武会を無事に終えることができました。

平日夕方からにも関わらず、お忙しい中を参加していただいた一般部、壮年部の皆さん、少年部の皆さん、おつかれさまでした。応援に駆けつけて頂きました保護者の皆さん、ありがとうございました。大神神社の皆様にも大変お世話になりまして、ありがとうございました。





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