日時 2013年7月30日(火)
場所 綱越神社
毎年恒例の「おんぱら祭奉納演武会」に今年は奈良県内各道場から19名が参加した。「おんぱら祭」とは、茅の輪をくぐり、この時「みな月の夏越しのはらえするひとは千歳の命延ぶと言うなり」の古歌が唱えられ、半年間の内についた罪・穢れをお祓いする綱越神社のお祭である。
全員が舞台上で正座して礼、正拳中段突きの基本から「おんぱら祭奉納演武会」は始まった。基本の次は型。白帯から順番に舞台に上がって型の演武が続く。帯が上がるにつれて、落ち着いている。これも、日々の鍛錬の賜物である。型の最中は参加者全員の気合いが会場に響き渡り、最後は嶋岡俊夫の「平安五」と前田篤秀の「観空」で締めくくられた。二人の型は堂々として素晴らしかった。
その後の試割りでは、まず小学生の栗岡良丞が後ろ蹴り、高樋宏規は中段廻し蹴りで板割りを決めた。続いて中学生の升田幹也は下段廻し蹴り、降旗初奈と宮川美咲が上段廻し蹴りで板割りを決め、最後は宮川浩史が下段廻し蹴りでバット折りに挑戦。1回目は失敗!試割りは失敗すると痛いが、再度挑戦した。しっかりと構えて気合いを入れて下段蹴りをはしらせると、バットが見事、真二つに!歓声と温かい拍手がわきおこった!
最後も正座して黙想で締めくくり、全員で礼にて拍手と歓声を受け、演武会を無事に終えることができました。
平日夕方からにも関わらず、お忙しい中を参加していただいた一般部、壮年部の皆さん、少年部の皆さん、おつかれさまでした。応援に駆けつけて頂きました保護者の皆さん、ありがとうございました。大神神社の皆様にも大変お世話になりまして、ありがとうございました。