日時 2014年7月30日(水)
場所 奈良県桜井市 綱越神社
毎年恒例の「おんぱら祭奉納演武会」に今年は県内各道場から24名が参加した。「おんぱら祭」とは、茅の輪をくぐり、この時「みな月の夏越しのはらえするひとは千歳の命延ぶと言うなり」の古歌が唱えられ、半年間の内についた罪・穢れをお祓いする綱越神社のお祭である。
全員が舞台上で正座して礼、正拳中段突きの基本から「おんぱら祭奉納演武会」は始まった。基本の次は型。白帯から順番に舞台に上がって型の演武が続く。帯が上がるにつれて、落ち着いている。これも、日々の鍛錬の賜物である。今回は型の最中は音楽は無し。参加者の気合いが会場に響き渡り、最後は黒帯四人による「観空」で締めくくられた。四人の型は堂々として素晴らしかった。
その後の試割りでは、まず高校生の宮川浩史が前蹴りと上段廻し蹴りで板割りに挑戦。前蹴りを失敗したが、再度挑戦し、板を真二つに!歓声と拍手がわきおこった!続いて中学生の升田幹也は下段廻し蹴りでバット折りに挑戦。バットが見事、真二つに!歓声と温かい拍手がわきおこった!
その後、昨年と今年の二年連続で極真連合会全日本大会・軽量級でベスト8に入賞した谷口敦士先生から「さらに上を目指します!」と力強い一言が。また、昨年ポーランドで開催されたKWFヨーロッパ大会・中量級で優勝した的場彰太先生からは「ハンガリーで開催される9月の国際大会に、重量級で出場する山路要先生と共にがんばってきます!」と熱い決意が語られた。
最後は正座して黙想で締めくくり、全員で礼にて拍手と歓声を受け、演武会を無事に終えることができました。
平日夕方からにも関わらず、お忙しい中を参加していただいた一般部の皆さん、少年部の皆さん、おつかれさまでした。応援に駆けつけて頂きました保護者の皆さん、ありがとうございました。大神神社の皆様にも大変お世話になりまして、ありがとうございました。
ハンガリー国際大会まで、あと1ヶ月!応援よろしくお願いします!